Ochikubo-19
「からうじて、あるにもあらずいらふ。人ごころ憂きには鶏にたぐへつつ なくよ ...
Ochikubo-18
「あこきが臥したる所も近ければ、泣いたまふ声もほのかに聞こゆれば、さればよ ...
Ochikubo-17
「「こはなぞ。御格子の鳴りつるを、なぞと見む」と言へば、「犬ならむ、鼠なら ...
Ochikubo-16
「心のうちには、衣どもぞ萎えためる、恥づかしと思はむものぞと思ほしけれど、 ...
Ochikubo-15
「少将、「いかに。かかる雨に来たるを、いたづらにて帰すな」と宣へば、帯刀「 ...
Ochikubo-14
「「うたて、心無しと見しられたるやうにこそ。人に知られぬ人は無心なるこそよ ...
Ochikubo-13
「ののしりて出でたまひぬれば、かいすみて心ぼそげなれど、わが君とうち語らひ ...
Ochikubo-12
「いとわりなきことも。よくはべなり。さぶらへとあらば参らむ。かくをかしきこ ...
Ochikubo-11
「いみじう物のつつましきうちに、かやうの文もまだ見知らざりければ、いかに言 ...
Ochikubo-10
「時雨いたくする日、「さも聞きたてまつりしほどよりは、物思し知らざりける」 ...